「ニジンスキー」のときのように--ミーシン

アレクセイ・ミーシン:布の切れ端は面白さを形作るが、それらはうまく縫い合わせられるべき


2012年9月16日


今日、9月16日、“Moskvich”スポーツパレスで、4日間にわたるロシアナショナルチームのフィギュアスケーターのテストスケートが終了した。

彼の生徒の演技-オリンピックチャンピオン、エフゲニー・プルシェンコと、世界選手権メダリスト、アルトゥール・ガチンスキーについて、“TEAM RUSSIA-2014”特派員に、伝説的コーチ、アレクセイ・ミーシンがコメントした。


──アレクセイ・ニコラエヴィッチ、ジェーニャとアルトゥールの最初の演技についての印象は?

A:ご存じのように、最初のフィッティングのときに、あなたに布が掛けられている段階で、衣装について何か言うのは難しい。
完成しなければ-ただの布きれです。
もし、わたしの若いアスリート、アルトゥール・ガチンスキーについて始めるなら、布の切れ端は興味深く並べられると言うことができます。
しかし、それらはうまく縫い合わされる必要があります。
今、アルトゥールの前にこのような課題があります-これらの切れ端を別のものに合わせることです。
今のところ、縫い合わせることはしていません。
しかし、もしそれができれば、良い衣装になるでしょう。

ジェーニャ・プルシェンコについては、すでに最初のフィッティングで、どうやら良い衣装になるようです。
彼が昨日見せたフリープログラムは2番目のものです。
最初に、わたしたちは日本の振り付け師、ケンジ・ミヤモトと共に、ニーノ・ロータの“ロミオとジュリエット”の音楽で作りました。
それは良いプログラムでしたが、わたしが勝利の和音と呼ぶものに欠けていました。
装飾して、それをやらなければなりませんでした。
音楽自体がアスリートをの美しさを高めるとき、それは良いものであって、アスリートが音楽を引っ張るのではありません。

2番目のプログラムは、わたしたちは最初全部、サン=サーンスの“バイオリンとオーケストラのためのロンド・カプリチオーソ”で作ろうと考えました。
そして皆、それがとても気に入りました。
しかしやり始めてみると、最初のパートは良いけれども、ある種の閉塞感がありました。
何かわたしたちを実現から遠ざけるのです。


──それで、その状況であなた方はどうしたのですか?

A:この状況で、わたしは三つの部分のプログラムを作ることを提案しました。
パート1は“ロンド・カプリチオーソ”、パート2が“スワン”、三つ目が-“死の舞踏”。
そしてわたしたちはそのプログラムを“ベスト・オブ・サン=サーンス”と呼ぶことにしました。
わたしが自分のアイディアをエキスパートたちに知らせたとき、彼らは衝撃を受けました。
皆、こう言いました:“どうやってそんなことが可能なのか?”
しかし事実、わたしが思い出すのは、例えば、アレクセイ・ウルマノフの演じたプログラム“ベスト・オブ・チャイコフスキー”。

しかし、ジェーニャはすぐに合理的な穀粒〔?〕を感じました。
なぜか?
なぜなら、部分の組み合わせはプログラムの輪郭という見地から科学技術的だからです。
もしロンドがあり、それからロンド、そしてまたロンドでは-すぐに飽きてしまう単調さです。
それでロンドはすでに“ロンディルエット”ではなく、決してカプリチオーソではないものになりました。〔?〕

わたしたちはサン=サーンスの楽曲から、有名なバイオリニストDavid Oistrakhの演奏する断片を拾い上げました。
そしてすぐにプログラム作りは容易に進みました。まさに容易に。
“死の舞踏”は嵐のようなフィナーレを作りました。かつての“ムーランルージュ”の映画音楽でのプログラムのように。
あのプログラムをご記憶なら、あれはわたしたちは実際にやりきることはありませんでした。
それは“ある芸術家の生涯”と呼ばれ、5つのパートから成り、それらは技術と、芸術家の人生の異なった面を見せました。
ジェーニャはそれを1回だけ、2002年ソルトレイクシティオリンピックの前のグランプリファイナルで滑りました。


──振り付け師のうち誰が新しい“スワン”のプログラムの仕事を助けたのですか?

A:このプログラムでわたしたちを助けた振り付け師はセルゲイ・ペチュホフです。
原則的に、プログラムは振り付け師が作りますが、わたしたちのケースは違います。
わたしたちのプログラムはわたしたちがジェーニャと一緒にやります。
プルシェンコは全般的に、生来とてもクリエイティブです。
しかし、わたしは最後まで決めませんでした、このフリープログラムでのイメージが何であるべきか。
わたしはスペシャリスト--女性で、人生をサン=サーンスの創作の研究に捧げている芸術学校の教授です--と打ち合わせをしました。
そしてわたしたちは会い、聞き、話し、学びました。作曲家の考えが何か、彼が誰を愛したのか、正しいイメージを作るために。

ところで、わたしたちがヴァーツラフ・ニジンスキーに関するプログラムを作ったとき-わたしたちは同じ過程をたどりました。
劇場博物館へ行き、“パリのセゾン・リュス”を見、セルゲイ・ディアギレフとは誰か、ニジンスキーとは誰か、そのダンサーの姉妹の回顧録を読みました。
レオン・バクストによる衣装のスケッチを考察し-とてもカラフルです、今は存在しないモダンスタイルについて思い巡らしました。
今日、物事はとても簡単になっています。
一言で言えば、わたしたちはわたしたちの“スワン”の絵に、少しブラシをかけなければなりません。


──ジェーニャはテストスケートで、一つのプログラムだけを滑りました。
ショートプログラムは準備できていますか?

A:それは準備していますが、今、わたしたちはフリーに集中することにしました。なぜなら、ジェーニャはジャパンオープンに行って、フリーを滑らなければならないからです。
これはある種の戦術的な動きではなく、ただ必要なだけです。


──ガチンスキーのプログラムについて何か言えますか?

A:アルトゥールはただ滑りに行ったのではなく、インスピレーションと共に滑りました。
ショートプログラムでは、彼は山岳民の踊りを演じました。
東方のモチーフの音楽です。
ソロパートのサウンドは-山からの響きのこだまのようです。
制作中に、わたしはアルトゥールに言いました。まるで氷の上や会場全体が、もっと大気の中にあるような印象を作らなければならないと。
それは真剣な作業です。
二つか三つの※※ではなく、物語と、アイディアと、メッセージと共に滑る。
それはスピリッツの力に触れるハイランダーのイメージです。

このプログラムは良いものになることを約束されていますが、技術的に、アルトゥールはまだうまく対処できていません。
わたしたちは怪我に付け狙われています。
ノヴォゴルスクでの非公開テストスケートでは、アルトゥールはフリープログラムを全く滑り終えることができませんでした。
止まってしまい、それで全てです。
今は注射をして滑っています。
怪我のために長いことジャンプをしていませんでしたが、このような状況でも不成功なジャンプは彼のためには-正しい。
昨日、ガチンスキーは理想的な4回転トウループをやりましたが、着氷は悪く、転倒…。
しかし、繰り返しますが、技術的にジャンプの能力はあるのです。

プルシェンコの競技寿命についてですが。
ジェーニャはよくトレーニングし、正しくやり、そして“正しく”いつも取り戻すことが可能です。
もし、ある人の手法がどちらとも決まらないなら、いつも新しいやり方にすべて合わせる必要があります。
それは壊れた水差しのようなものです:接着剤がないと、水はこぼれてしまいます。
そう、そしてもちろん、不屈の精神、明確な目的意識を、プルシェンコは失っていません。


──あなたのもう1人の生徒、リーザ・トゥクタミシェワのシーズンの準備については何か言えますか?

A:リーザは-転換期です。
体重が増えて、彼女は女性になっていきます。
体重の増加は-即、膝の怪我につながりました。
リーザは今は回復しています。
わたしが思うに、昨シーズン、世界の最も強いフィギュアスケーターたちに対し勝利を収めた人物は、注意深く扱われるべきです。
同様の問題は誰も免れられません。
ただ辛抱強くある必要があります。


http://www.team-russia2014.ru/article/5108.html

http://www.1obl.ru/news/eto-interesno/kot-na-perilah-i-drugije-videoroliki-pokorivshije-internet-191315092012/



ガッちゃんの怪我は心配です。
FaoIでジャンプ不調と聞いたけれど、そういうわけだったのか。
ショーなんかに来ていて良かったのかな?
リーザは、前年勝とうが負けようが、そういう年齢ですよね。
うまく乗り越えてくれることを祈ります。

そういえば、イタリアのショーの最中に壊れたジェーニャの靴はどうなったんだろう。
修理してそのまま使っているのか、新しいのに替えたのか。
テストスケートの様子を見ると、新しい靴が合わなくて困ってるということだけはなさそうだけど
直し直し使っていて、いざという時何かあっても困る。

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