モスクワワールド後チャンのインタ前編

世界選手権のときのチャンのインタビューです。
なんで今頃と思われるでしょうが、ついつい後回しになっていたんですね。
以前ごく一部だけ、「ほかに言うことはないのかと…」という記事でご紹介しています。


長いのでとりあえず前半のみ。


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パトリック・チャン:「勝利とは? すべて自分のやったことが正しかったという証明」 

モスクワ世界選手権チャンピオン、20歳のパトリック・チャンへの“SE”のインタビュー

ワールドチャンピオン--どんなアスリートにとってもハイランク。
しかし、現在男子シングルの世界王者の持ち主は--特別なケースだ。
パトリック・チャンはまず、フィギュアの世界自体から反感をかった、バンクーバーオリンピック前に素っ気なくこう言うことによって。そのスポーツにおいてジャンプは-重要なことではないと。
そしてそれから、すべての他人の不幸を願う者〔彼の敵〕を征服した。
たやすく、独特の高度なジャンプ、4回転を今季両方のプログラムに入れてくることによって。

このカナダ人は称賛されるべきだ。
氷の上でどのように動くかを見て。
同時に、動詞“work”が、素晴らしいアクションにも、チャン自身にも全く当てはまらないことを理解する必要がある。

おそらく、確かに宇宙的スケールの才能のようだ。
全く正直なところ、わたしはモスクワワールドのチャンピオンのインタビューを取るつもりはなかった。
男子シングルが終わってすぐに、ペアが始まり、それで仕事がいっぱいだったのだ。
しかしながら、ミックスゾーンの、最も強い選手たちのグループのところに近付いていったら、
全く予想外なことに、壁のところで1人退屈そうにしているパトリックを見つけた。
このアスリートに近付かないことは、単純に失礼だったろう。


--パトリック、新しいジャンプを入れることがいかに難しいか、わたしは知っています。その後ですべてのエレメンツを壊しますから。
ところで、長年、フィギュアスケートにおいて、とてもたくさんの傑出したアスリートたちの例を見てきました。
そしてここ来て、あなたは4回転をとても簡単そうに遂行しました。
あたかも、一つのエレメントを別のものに置き換えるための必要なキーを押すのに十分な時間のあるコンピューターゲームの中のようです。
どのようにそれが可能なのですか?

P:それは練習の問題ですね、実際のところ。
濃厚で十分な練習です。
コロラド・スプリングスのホームで、僕はほとんどシーズン最初から両方のプログラムを毎日やっています。
そしてショート--4回転の連続ジャンプを入れて、それからフリー--4回転を2回入れて。
僕は実際の競技の演技に関して話しています。ノンストップで、確かなエレメンツを切り捨てることなく、疲れを割り引くことなく。
初めは、少なくとも最初の時は4回転ジャンプは明らかに問題を生じさせました。
そういうわけで、僕は問題を最小にするためにできることをすべて試しました。
プログラムを作るトレーニングの間、あたかもオリンピックで滑るように、そこではすべて完全にコントロールする必要があります。呼吸まで含めて。
4回転ジャンプには感謝します。僕は呼吸することに大変な注意を払い始めました。
例えば、モスクワでは、最後の4回転ジャンプを跳んだ後、観客の爆発的な歓声を聞き、最初に深く息をして、それから息を吐き出して、呼吸が終わらないことを確実にし、それからすぐに完全に落ち着くのを感じました。
ええ、そしてもう一度、それを確信しました。
もし呼吸のコントロールを保つなら、不安になるような状況はない。
何が周囲で起ころうと、観客がどのように振る舞おうと。



--誰があなたにそれを教えたのですか?

P:最初は、Kathy Johnsonから呼吸の重要性について聞きました。僕のダンスの先生です。
彼女は人生すべてをかけてモダンバレエに携わってきました。
そして僕と一緒に仕事をし始めたとき、呼吸をどのようにするか説明してくれました。
ダンスのテンポがいかに高いかにかかわりなく、強いて呼吸を収めるのではなくて。
もちろん、僕はこういったことをコーチのクリスティ・クラールとすべて議論しました。
そして彼女は、Katieは確かに何を言ったかについてよく理解していると言いました。
そしてそのアドバイスは聞き入れる必要があります。
そうですね、それから最終的には、同じようなことをブライアン・ボイタノ(1988年オリンピック男子シングルチャンピオン--SEによる注)から聞きました。
ブライアンは僕に、呼吸に大きな注意を十分な時間与えるべきだと言いました。
また、重要な演技の間集中すること、実際に改善の助けとなります。
このような影響力のある人々の意見を心にとめないのは悪いことではありませんか。



--最初にプログラムに4回転ジャンプを含めるというリスクを取ったのはいつですか?

P:“グランプリ”ステージののスケートカナダです、昨年秋の。
昨シーズンに、僕は4回転ジャンプを練習しようとしましたが、すべての試みは全く意気をくじくものとなりました。
それで、スケートカナダではコーチと、慎重に両方のプログラムに4回転を入れました。
ショートプログラムでは、僕は予定したコンビネーションをできないまま転倒しました。
最初のジャンプは全部回りきっていましたけれども。
でも、フリープログラムでは4回転はとてもうまくいきました。
この大会は僕に、非常に貴重な経験を与えました。
最初に、僕は練習での4回転と同じように試合で行うことを正確に習得しました。
この二つは全く違うものなんです。
この違いは恐ろしいものです。
それがどんなものか、自分自身の皮膚で経験することなしに説明することは不可能です。
トレーニングでは、ただジャンプの技術的な面だけに集中していればいいんです。
競技では、それに加えて音楽を聴き、それを追い、観客の反応はいつも予想できず、それ自体のストレス……。
モスクワの世界選手権では3回の4回転を試みて全部成功したことを、とても喜んでいます。
でも、それは4回転に伴う問題を、最終的に僕自身で全部解決したという意味ではありません。
本当に確かな結果を達成するために改善できることとすべきことが、まだたくさんあります。
それで僕はこの点については、ほんの始まりにいます。



--シーズンの間どの時点で、正しく呼吸する能力が4回転を伴う闘いの中の救い主たりうると理解しましたか?

P:カナダでのグランプリシリーズで、僕はまだそう考えてはいませんでした。
そしてここ、モスクワで…ええ、僕はここで、いかにして4回転を確実に跳ぶかをよく考え始めました。
(グランプリのモスクワステージでは、チャンはショートプログラムでは4回転からの連続ジャンプを完全に実行したが、フリーでは回転不足のため含められなかった)
最終的にグランプリファイナルで、僕は呼吸に真剣に集中しました。



--〔グランプリ〕ステージでのネガティブな経験は、両方のプログラムで4回転に挑戦することを続けるのに必要な自信を揺さぶりませんでしたか?

P:いいえ。カナダでもモスクワでも、転倒したにもかかわらず、コンポーネンツの評価〔PCS〕は依然として高いままだということがわかりましたから、それは僕を強く勇気づけました。
呼吸の試みは明らかに結果をもたらしました。



--それはある程度身体的に滑るのがより楽になりましたか?

P:完全にではありません。
身体的な観点からは、正しい呼吸で大変な身体的活動を行うことは、実際、より容易です。なぜなら、筋肉が酸素でより強化されるからです。したがって、長時間フレッシュなままです。
僕にとってそれはさほど本質的ではありません。
シーズンのほとんどを、僕は高地でトレーニングします。それで持久力に関する問題は基本的に起こりません。
僕にとって、訓練上のポイントはむしろ次のようなことです。
僕が呼吸を確かにコントロールするようになるとすぐに(とりわけそれはフリープログラムの二つ目の4回転の後に重要です)
僕が身体的に、背中からのプレッシャーがすぐに去るように感じ、肩が自由になり、そしてもっと良く自分の足の動きを感じ始めます。



--あなたは今まで競技のときに、ナーバスになったことがあるんですか? 脚や腕、体、それに頭が完全にコントロール外にあるほどの。


P:何度も。
そしてそのすべてが起こったのは、そんなに前のことではありませ。
例えば、昨シーズンです。
もっと正確に言いましょう。
それはいつもでした、昨シーズン含めて。
外見上は、僕は多分、感情的に不安定な人物だという印象を与えませんし、繰り返し世間から聞きました。 
「チャン? そう、彼は決してナーバスにならないよ」
もしこのような人々が、実際競技で1年前僕に何が起きたか知ったら、彼らはひどく驚いたことでしょう。
バンクーバーオリンピックはとりわけ恐ろしい試みでした。
氷に出ていきながら、僕はとても高い橋から飛び降りることにした自殺者のように感じました。
しかし最後のステップをする決心を、どうしても刻めませんでした。
呼吸が遮られ、空気がなく、目の前が暗くなり、耳はふさがれ、それがすべてプログラムの終わりによって繰り返し悪化しました。
実際、それで僕はまた、もし演技の最中注意を切り替えることを学ばないなら、すべていつか、僕にとってとても悪い終わりを迎えるだろうと考え始めました。







タイミングが悪かったねPちゃん。
思いがけず地元ロシアの新鋭がメダル取っちゃったからね。
でも日本で開催されていても、小塚君の銀メダルでマスコミはやっぱりそっちに集中だったかもね。
以前何かの記事で(もちろんロシアの)、人をいらだたせることで有名、とか書かれてたけど、
べつにそれが原因ではないと思うよ、さすがに。

で、PCSが下がらなかったから勇気づけられたって、
そこですよ、そこ! まさにそこ!
何度も何度も私が言ってるのは。
こんなデリケートなスポーツ(?)で、ちょっとぐらい失敗してもいいんだと思える選手とそれ以外だったら
もう全然乗ってる土俵が最初から違うじゃん!
そしてこうやって実際、精神的に有利になれば最終的にいい演技ができるんだよ。
そして実際いい演技だったんだから金メダルでいいじゃん、で終わるんだ。
バンク女史とモスクワ男子は1年通じてほんっっと、同じ流れ。


メダルの色に文句言いたいんじゃない。
不公平採点だって言いたいの!

あ、でもバンクでは、不可解採点のおかげでEX出られなかった選手がいたからね。
「順位」自体にも全く納得できませんけどね。

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